2010年12月21日

クラス~サイズ、スタイル、テスト~

大学選びをするときに一番気になるのが、どこの大学がどんな特徴があるのかということ。
今回はマウントアリソンがどのように他の大学と違うのかということについて少し書きたい思います。
マウントアリソンと、トロント大学やマックギル大学などの有名大学とを比べた場合、大きな違いは小さなクラスサイズと教授との親近感にあると言えます。カナダ人の生徒でも留学生でも、この2つの要素が大きな理由でマウントアリソンを選ぶ人が結構います。


サイズ
じゃぁいったいどのくらい少人数制なのって話をちょっと。
これは学科とかとるクラスによって違うと思うので一般化はできないと思うんですけど、自分がとったことのあるコースの感想から言うとマウントアリソンはかなりの少人数制です。自分が主に取っているのはCommerceのコースとComputer Scienceのコースなんですが今学期(4年生の秋学期)に取っているコースの人数はこんな感じです。
Commerceその1: 20人くらい
Commerceその2: 40人くらい
Commerceその3: 15人くらい
CompSciその1: 15人くらい
CompSciその2: 5人
CompSciその3:  2人
平均: 約16人

全体的に言って上の学年に行けば行くほどクラスサイズも小さくなっていきます。一年生のときにとったことのある一番大きなクラスでも100~200人ちょっとくらいしかいなかったと思うので、どんなに大きなクラスでも300人を越えるクラスはないと思います。学部によっても違ってくると思いますが、大体平均だと20~30人くらいのクラスが多いんじゃないかなと。
トロント大学とかカナダの大きな学校だと一クラスの人数が何百人にもなるのでクラスの一番後ろの人は机の上にあるモニターを通して教授を見るって言う話を聞いてますが、それはマウントアリソンではちょっと想像できないです。
というか、マウントアリソンの全学生を集めても2500~3000人位しかいないので、一つのクラスに何百人も入るってことは人数的にありえないです(笑)


スタイル
授業のスタイルはこれまた学科によって違うんでしょうけど、Commerceとかだと教授がクラスの前で教科書を使って説明していくレクチャーとディスカッションのコンビネーション的なクラスが多いです。サイエンス系のコースではレクチャーとラボでの実験と言う組み合わせが主だと思います。
他にも修学旅行(field trip)があるコースやゲストレクチャーを聞いてレポートを書いたり、ムービーナイトがあったりとコースによって内容は様々です。

成績
基本的には中間テストと期末テストによってコースの成績が決まります。コースによっては2~3個中間テストがあったり、期末テストで50%の成績が決まったりと教授やコースによってバリエーションがあります。その他にも、出席やプレゼンテーション、レポートや宿題など、それらの評価を加えたものが最終的な成績になってきます。どのようにコースの成績を決めるかというのは完璧に教授の好みなので、同じコースでも取る年によって教授が代わると、授業内容や評価の仕方はまったく違うものになります。中間と期末テスト一本で成績を決める教授もいれば、クイズや中間やいろいろなアサインメントで評価をバランスよくする教授もいたりと、どんな教授に当たってどんな方法で成績が決まるかというのは本当に運しだいです。



と、今回はマウントアリソンのクラスについて簡単に書いてみましたが、

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